Tシャツレポート

2017-07

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和綿Tシャツ「しあわせのコットンボール」プロジェクト

東京・錦糸町 久米繊維工業プレスルームで催された 「純国産有機和綿Tシャツ展」31日のトークセッションを聞きに行きました。


和綿Tシャツは「和綿」復活プロジェクト「しあわせのコットンボール」(NPO法人エコロジーオンライン・NPO法人渡良瀬エコビレッジ企画運営)によって、5年がかりで完成されたこの世に90枚しかないな究極のエコTシャツなのです。

世界9カ国である地球温暖化防止を訴えるコンサート「LIVE EARTH」の日本事務局オフィシャルTシャツになってます。

ライブ後はアーティストのサインをしてネットオークションに出品。
最高価格はYMOとして出演の坂本龍一さん。35万で落札されたそうな!
収益は、NPO団体に寄付され、様々な自然保全活動に使われます。


何がエコって、まずは過去のレポートでもでてきたオーガニックコットン製法であること。
おさらいすると、綿は枯れ葉剤など農薬や化学肥料を使い環境に負荷が高い作物なんですが、オーガニックコットン製法では、そういった農薬を一切使わず自然に優しい製法なのです。(世界で消費される約25%の農薬が綿栽培に使われる。)

しかも今回は和綿!!=純国産の綿

現在、日本の綿自給率はほぼ0%で、アメリカからの輸入綿で製造されているのですが、和綿Tシャツは純国産のオーガニック和綿を原材料に使っています。

繊維業界でも和綿を扱うのは前代未聞とのこと!

さらに日本ではほとんど姿を消しつつある綿紡績、編み立て、裁断、縫製の工場と職人たちが、極力科学的なものを使わず昔ながらの製法でつくられたそうです。

こちらがそうしてできた和綿現物。
IMG_0230.jpg  
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(クリックで大きく表示)


トークセッションでは、その5年間の歴史を写真を交えた3人のお話で詳しく知ることが出来ました。

久米繊維工業の久米信行さん、ゲストにエコ栽培を担当された町田武士さん(NPO法人渡良瀬エコビレッジの理事長)と5年間このプロジェクトをサポートされた上岡裕さん(エコロジーオンライン代表)を迎えてのトークセッション!

IMG_0244.jpg


(左から久米さん 町田さん 上岡さん)
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(江戸時代から使われる綿くり機 一部の綿はこれを使ってとったのだそうです。)

栃木で無農薬農業を続けている町田武士さんは、渡良瀬遊水池にほど近い藤岡の町で30年にわたり「衣食住」の自立を視野に活動をしてきたあき津亭の家主。
「やまずめぐる」という本を出版されています。
やまずめぐるとは、漢字で「止まず巡る」と書き、日本古来からあるムダのない生活。
町田さんはそういった循環型社会を伝えています。

自然に囲まれた町田さんのお家はかまどやいろりがあって、クーラーはありません。毎年餅つき大会もされるそうです。
自家栽培の野菜つくり、庭には鶏、家の周りは自然でいっぱい!
スライドの写真で、町田さんの天然生活を覗くことができました。

ここあき津亭に綿工房がつくられています。



5年間の軌跡ををまとめると
2001年坂本龍一さんが中心となる環境保護保全活動を行うartist’s pawerが立ち上がり、久米繊維工業にオーガニックコットンTシャツ製作を依頼。
このとき坂本さんを介して知り合った久米博康さんに上岡さんが「有機和綿Tシャツをつくってみよう」と話をもちかけ、意気投合。しあわせのコットンボールプロジェクトが開始。
2002年40粒の種からスタート徐々に種の数を増やしていき、綿を栽培、5年間で約20kgが集まります。
しかし20kgという少量の綿を取り扱える工業はほとんどなく、実現が危ぶまれたが、久米さんが日本中の工業をあたり、このプロジェクトを粋に感じ賛同した大正紡績の協力のもと、形になったのだそうです。

こうして完成されたTシャツがこれ!

IMG_0229.jpg


(展示されていたLIVE EARTHの公式Tシャツ10枚)
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(裏面はやまずめぐるのロゴがプリント)

究極のエコTシャツの裏側には、こんなストーリーがあったんですね…!!

ふんわり優しい手触りで均質なムラに味わいのある繊細な生地でした。

トークセッション後、親睦会。
ゲストのお二人と記念写真撮ってもらっちゃいました。

IMG_0246.jpg


最後はTシャツのオークションが行われました。
欲しいけど、こんなに人手のかかった5年間の夢の結晶に私の手持ちの値段をつけれない!!と思って私は不参加(>_<)

久米さんは手間ひまかかる和綿Tシャツは全くビジネスにはならないとおっしゃってましたが、お客さんの「また和綿Tシャツはつくられますか?」との質問には「つくりたい人が集まればまたつくれますので、是非また参加してください。」との答えでした。

TSHIRTS AS MEDIAやTシャツアート展なども、最初はTシャツがきっかけで行ったけど、Tシャツ通してだんだんとエコについてより関心を持つようになってきました。

Tシャツはシンプルで飾らず着心地も楽で「自然体」になれますよね。

自然を愛するエコロジーとTシャツはナチュラル精神で繋がっているのかな。

トイレットペーパーなど、少し高くても再生紙の製品を選ぶのと同じように、Tシャツもオーガニックコットンの需要が高まって、これからさらに普及するといいですね(^v')
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プロフィール

小日向えり

Author:小日向えり
あだ名:ひなんこ
生年月日:1988年1月17日
趣味:Tシャツ,歴史,写真,パソコン
血液型:O型
Tシャツ&グッズ デザイナーズマーケット Dropkickモデル・レギュラー
三国志Tシャツ 赤兎馬 マスコットガール
ひなんこフォトブログ

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